横浜市男女共同参画推進協会と進める女性への支援
本会と横浜市男女共同参画推進協会は令和2年2月より生活に困窮する女性への支援に取り組んでいます。
これまで、コロナの影響を受けて経済的に困窮している市内在住の女性へお米券の配布や生理用品の購入が難しい(「生理の貧困(※)」)女性に生理関連用品(サニタリー吸水ショーツ)の配布を行ってきました。
本年度も引き続き同協会と連携し、女性の貧困支援に取り組んでいきます。
また、取組を実施するにあたっては、企業等、多様な主体の参加を目指して検討を進めています。
(※)「生理の貧困」とは
・「生理の貧困」 | 内閣府男女共同参画局 (gender.go.jp)
・生理の貧困 社会を動かす女性たち – NHK クローズアップ現代 全記録
同取組にコメットテクノロジーズ・ジャパン株式会社様が参画
この度、コメットテクノロジーズ・ジャパン株式会社様に、同社が取り扱う工業用X線CT検査装置の販売台数に応じ、女性の貧困支援に継続して物品を寄付していただく形で、本取組にご参画いただくことになりました。
8月30日(火)に寄付物品(生理用品)及び感謝状の贈呈式を開催
3者にて協議の結果、今期分(1月~6月分)は生理の貧困支援として、生理用品の寄付(21万円分)を寄付いただくこととなり、寄付物品及び感謝状の贈呈式を開催しました。
今回ご寄付いただいた寄付物品は同協会が運営する3館の男女共同参画センター(戸塚、南太田、あざみ野)での配布および関係団体等への配布を予定しています。
コメットテクノロジーズ・ジャパン株式会社様からのコメント
SDGs の取組を社内で進めるにあたり、プロジェクトメンバーで検討を進めてきました。
スイス・ドイツの事例を参考にしながら、日本法人の拠点を置いている横浜で地域貢献を模索した際に、昨年度の生理の貧困に関する活動を知り、今回の寄付につながりました。
女性が抱えている様々な課題の一つとして、低所得の方が生理用品を購入できないということがわかっり、就業や出社に影響するなど生産性を下げる要因にもなっているのであれば、この活動を継続することにより、女性がパフォーマンスを発揮できる一助となれればと強く考えています。