若者サポートステーション(特定非営利活動法人ユースポート横濱)との連携
本会と若者サポートステーション(以後、サポステ)は昨年より困難を抱える若者への支援策を検討してきました。
サポステについてはこちらの記事で紹介しています。
どんな支援が求められているのか、必要なのか・・・探り探りで検討を続ける中で原点に立ち返り、「まずは若者の声を聞く」ことを目的に「私たちの声を届けよう!プロジェクト」(以後、声プロ)を実施することになりました。
参加者募集と同時にアンケート調査を実施
声プロの参加者募集と同時にアンケートを調査を実施。
自身が将来に抱えている不安や希望、必要なサポート、社会に対しての希望を伺いました。
アンケートのみの参加も可とし、108名の回答が集まりました。
「私たちの声を届けよう!プロジェクト」について
声プロは①「サポステ利用者座談会」②「利用者&企業ワークショップ」の2日間で構成。
各回16名延べ17名の若者が参加されました。
利用者座談会では、なぜ働くことに不安があるのか、サポステに通いながら日ごろ感じていること、考えていることなどをアンケートの回答を共有しながら自由な雰囲気で話し合いをしました。
利用者&企業ワークショップでは、企業の方にご参加いただき、社会に対する希望や必要なサポートについてを一緒に話し合い、若者がどんなことを考えているのかを知っていただく機会としました。
なお、協力企業については市内企業で多様な働き方への理解があり、自社でも様々な取組を行っている株式会社スリーハイの代表取締役 男澤誠氏と株式会社Woo-By.Styleの代表取締役 野村美由紀氏を選定し、いち経営者として若者の声を受け止めていただくため、一緒にご参加いただきました。
今後に向けて・・・
今回の座談会・ワークショップを通して、様々な若者の声を聞くことができました。
集まった声や当日の様子は今後リーフレットにまとめ、横浜市民や市内企業の皆様に発信していく予定です。
まとまり次第、当HPでもご紹介いたします。
今回ご協力をいただいた企業のお二人からは「企業としては皆さんと出会う場がない、こういった場で出会え、声が聞けて良かった。」、「みんなが抱えている悩みや不安は会社側の工夫で解決ができる。理解のある会社は次第に増えてきている。」、「今からでも会社としてできそうなことがあった。」といったメッセージをいただきました。
本会とサポステは、声プロで把握した若者の声をどう形にしていくか引き続き検討し、理解者を増やすため関係者への働きかけを行っていきます。