よこしんふれあい進学応援奨学金とは
よこしんふれあい進学応援奨学金は、横浜信用金庫創立100周年記念事業として、(一社)よこしんふれあい財団・(一社)横浜市母子寡婦福祉会・(社福)横浜市社会福祉協議会の3者が連携して実施する事業です。
ひとり親世帯等の高校3年生の進学を応援するため、子ども一人につき5万円(100名まで)を支給します。
よこしんふれあい進学応援奨学金チラシ
■募集要項
1.実施事業 「《よこしん》ふれあい進学応援奨学金」
2.募集人数 100 名
3.給付金額 子ども一人につき 5 万円
4.応募要件
①大学、短大、専門/専修学校の進学を希望する高校 3 年生(2023 年 4 月時点)
②給付金の使途が進学のための費用であること(受験料・入学金等)
③児童扶養手当受給者世帯
④当金庫の営業地域内に居住している世帯
※所得証明、その他必要書類を提出していただきます。
※上記①から④のすべてに該当することが条件となります。
5.応募方法 母子会のホームページより申込書をダウンロードして必要書類を添えてお申し込みください。
6.申込期間 令和 5 年 9 月 1 日(金)~令和 5 年 9 月 29 日(金)必着
7.所得の状況を考慮して審査を行い、総合的に判断したうえで受給者を決定します。
事業実施に至った経緯
本会と横浜信用金庫は令和3年度に包括連携協定を締結し、地域課題の解決に向け、定期的に意見交換を行っており、「ひとり親世帯への学習支援(ヨコ寄付)」の立ち上げやブックオフコーポレーションとの3者連携協定による寄付本の取組に繋がっています。
【関連記事】
ひとり親世帯への支援「高等教育進学に向けた学習支援」 – ヨコ寄付特設サイト_横浜市社会福祉協議会 (yokokifu.jp)
横浜信用金庫様・ブックオフコーポレーション株式会社様と連携協定を締結しました。 – ヨコ寄付特設サイト_横浜市社会福祉協議会 (yokokifu.jp)
令和5年7月に横浜信用金庫が100周年を迎えるにあたり、よこしんふれあい財団として新たな地域貢献活動をしたいとの相談がありました。
そこで共有をした「大学等の高等教育への進学に向けた受験費用を支援する制度がない」という課題に共感をいただき、事業化に向けて検討が始まりました。
横浜信用金庫が本会の行う「ひとり親世帯への学習支援(ヨコ寄付)」にご協力をいただいていることから、その先(高等教育への進学)を見据えた支援として対象者をひとり親世帯の子どもに設定し、横浜市母子寡婦福祉会も参画のもと、さらに検討を進めてきました。
そして、令和5年度より「子ども達の未来を応援する」取組として、事業を実施する運びとなりました。
この取組への想い~よこしんふれあい財団から~
一般財団法人よこしんふれあい財団では、これまで横浜市の基金「よこはま夢ファンド」及び横浜市社会福祉協議会の基金「善意銀行」に対して、社会福祉に役立ててもらおうと寄付を行ってきました。
令和5年度からは、これまで行ってきた寄付に代わり「《よこしん》ふれあい進学応援奨学金」事業を始めました。これは新型コロナウイルス感染症の影響により、特にひとり親世帯の生活困窮の実態が浮き彫りとなる中で、高校卒業後の進学をあきらめてしまう高校生が非常に多くいるとの現実を知り、当財団としてお役に立てることはないかとの思いがあり本事業を企画しました。
また、本事業はこれまで横浜信用金庫が支援してきた「ひとり親世帯の学習支援」(高校生の英語教室)にも繋がる活動であると考え、支援していくことを決めました。
現在は、新型コロナ感染症も5類に移行し世間の行動も正常化に向けて動いていますが、ひとり親世帯の環境は依然厳しい状況下にあり、このような世帯を継続的に支えていく活動も我々の使命の一つと考えています。
これからも地域の皆様に寄り添い、課題解決に向け金融を超えた価値を提供し続けていけるよう努力してまいります。
お申込みについて
お申込み期間は9月1日(金)~9 月 29 日(金)【必着】となります。
横浜市母子寡婦福祉会のホームページより、応募種類をダウンロードし、必要書類をご準備いただいたうえでお申し込みください。
横浜市母子寡婦福祉会HP
お近くに支援を必要とされる方がいらっしゃいましたら、ぜひお伝えください。