お米一合運動を社協職員や会員施設と協力して実施
横浜市社協と18区社協では、生活困窮者の生活支援や社会的孤立に対応するために「食支援」を行い、食料は主に“公益財団法人フードバンクかながわ(以下、FBK)”から入手しています。
FBKでは、昨今の物価高等の影響で主食であるお米の在庫がひっ迫している状況が続いていました。
そうした状況を受けて、昨年度(令和5年度)に【お米一合運動】として、社協職員や本会会員施設の皆様の協力を得て、お米とカレールー(甘口)を集めて届けました。
昨年度の取組は下記をご覧ください。
【取組紹介】お米一合運動に取り組み、フードバンクかながわへお米を届けました – ヨコ寄付特設サイト_横浜市社会福祉協議会
引き続き、お米の在庫が少ない状況を受けて
令和6年度に入っても、FBKのお米の在庫状況は変わらず、寄付で集めたり、FBKで購入したりしても、すぐに在庫がなくなってしまうとのことでした。
そうした状況を受け、今年度も子ども達の長期休みの時期に合わせ、夏と年末の2回に分けてお米一同運動を実施することにしました。
夏休み時期の7~8月にかけて募集
お米とカレールーの募集を7月24日~8月28日までの夏休み期間とし、社協職員と会員施設に声掛けして集めました。
会員施設は、昨年度に引き続き、高齢福祉部会・障害福祉部会・児童福祉部会・ケアプラザ分科会へ協力依頼を行いました。
本会運営施設に届けてもらうなど、多くの職員および施設からご協力いただき、お米は約1トン、カレールーは558箱を届けることができました。
年末に向けて12月にも実施
冬休みの長期休みの年末に向けて、社協職員のみを対象として12月2日~19日まで募集し、引き続きお米とカレールーを集めました。
短い期間での募集ではありましたが、お米約70kg、カレールー24箱をFBKに届けました。
さざなみ会に配送を担ってもらう
夏に実施した際には、多くのお米とカレールーをFBKに複数回に分けて届ける必要があったため、NPO法人さざなみ会にご協力いただきFBKに届けてもらいました。
さざなみ会は、軽貨物運送事業の届出を行い、配送の仕事を請け負っています。
本会では、FBKから各区社協に食料を届ける仕事を担ってもらっています。
FBKでは引き続き寄付を募集しています
昨今のお米不足や物価高等もあり、ひとり親世帯や困難を抱えている世帯の方々は、食べるものを我慢する生活をしています。
FBKでは、そうした世帯を支えるため、多くの食品等の寄付を募っています。
特に主食であるお米は食事には欠かせない食品であるため、常に寄付を募っている状況です。
本会も引き続き、こうした取組を進めていきたいと考えています。
皆様の引き続きのご協力、よろしくお願いいたします。