事業実施の背景~ひとり親世帯への支援の中から聞こえた“声”~
ひとり親世帯への支援を進める中で「塾に通わせたいが、収入で補えないため通わせられない…」「塾に行かせたいが塾の学費が高すぎて、子どもが行きたいと言っているのに塾の費用まで回らない…」など子どもの教育に関する“声”を多くいただきました。
このような声を受け、横浜市母子寡婦福祉会と協議を実施。
高校生の進学に向けた支援の場がないとの課題を共有し、横浜信用金庫や横浜市シルバー人材センターの協力を得て、ひとり親世帯の高校生を対象とした当事業の立ち上げに至りました。(関連記事はこちら)
令和4年度 ひとり親世帯への支援「高等教育進学に向けた学習支援」 がスタート
5月12日(木)より令和4年度の学習支援がスタートしました。
本年度は昨年度の西・戸塚会場に加え、緑(中山)会場を開設し、3か所にて実施。
それぞれ会場にて、全40回の学習支援を行います。
また定員も拡大し、5/19現在西12名、戸塚9名、緑3名の計24名の生徒が参加しています。
緑会場については、引き続き生徒を募集する予定です。
学生ボランティアも参加
定員の拡大に伴い、本年度より学生ボランティアも参加。
学生ボランティアには学習のフォローに加え、メンターとして生徒へ大学等の進学へのアドバイスなどもご協力をいただきます。
目標に向かって努力する生徒へ引き続き支援を
参加する生徒は、それぞれ「高等教育への進学」や「英検合格」、「学校の成績を上げたい」など、目標を持って英語学習に励んでいます。
昨年度から継続して参加している生徒の中には今年から高校3年生になり、受験を迎える生徒もいます。
無事に進路が決まるよう、講師、学生ボランティア、関係者にて応援していきます。
(昨年参加した生徒からのコメントも紹介しています。関連記事はこちら)