2021年度も引き続き様々な課題へ取組みます。

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様々な声から課題を拾い、より細かな支援へつなぎます。

2020年度はこれまで行ってきた社会福祉協議会の活動をベースに様々な関係者と共に素早い支援が行えるよう取り組んできました。また「ヨコハマで、すぐヨコへ。」大変な時だからこそ身近な支援を行えるよう寄付の新たな取り組みとして「ヨコ寄付」の名称を設け、寄付を活用した身近な支援を実現してきました。                                      そして2021年度は、2020年度に行った様々な活動の際に頂いた”声”を拾い、支援に結びつくための取り組みをスタートしました。

①ひとり親世帯の高校生へ「進学する」という選択肢を

ひとり親世帯への支援を進める中で「高校生になったが、塾に通わせる余裕はなく、学校の授業もコロナの影響で足りてるのか心配」「塾に通わせたいが、収入で補えないため通わせられない」「塾に行かせたいが塾の学費が高すぎ、子供が行きたいと言っているのに塾の費用まで回らない」など、子どもの教育に関する”声”を多くいただきました。そこで、新型コロナウイルス感染拡大に伴い収入が減少し塾に通うことが難しくなった家庭への支援として《学習機会の場》を設けられないか考えました。学習支援は様々な場で実施されていましたが、大学や専門学校など高等教育への進学を支援するものは実は存在しないのでは…そこで新たな《学習機会の場》を作ることに取り組んでいます。

②児童養護施設等退所後の支援~アフターケアで巣立ちを応援

高校を卒業し、親元を離れて一人暮らし…18歳を迎えると大きな節目としてそのような光景が見られます。また児童養護施設等に入所している子どもたちも同様に、年齢が来ると施設を離れて一人暮らし…大きな節目を迎えています。ひとり立ちをすることは全く同じ状況ですが、施設を退所した後に何か困りごとがあったら誰が助けてくれるの?多くは以前入所していた施設が退所後も支えとなって関係を継続させている実態が把握できました。                                                                                                                                          そこで支援をしている施設を通じて退所生たちの”巣立ち”を支援できないか、市内の児童養護施設等が所属する市社協児童福祉部会で協議を重ね、新たな支援の方法を模索しながら、アフターケアの支援に取り組んでいます。

③コロナ禍で浮き彫りになった”生理の貧困”、実は様々な問題が背景に

コロナ禍による生活困窮者を対象にした食の支援を通じ、様々な状況が浮き彫りになってきました。その中で食料品に係る経費を減らすのに加え、生理用品等の衛生に関する経費を減らしている実態が明らかになり”生理の貧困”がクローズアップされたのは記憶に新しいかと思います。この問題は生理用品が買えないというだけではなく様々な理由があることがわかりました。そこで、この問題に取り組みを進めている横浜市男女共同参画推進協会と共に新たな支援を考え、取り組みを進めていきます。

ヨコ寄付は今年も様々な課題へ取組みます

上記の他、頂いた“声”を拾い、支援に結び付けていきます。また取組み内容についてはこちらで報告いたします。引き続きご支援いただければと思います。

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